シャドーイングの添削サービス「シャドテン」を、約100日間利用しました。
利用していたのは約1年前です。当時の記録は残っていないため、覚えている範囲で正直に振り返ります。
私が利用していた当時、シャドテンは月額約2万円で、決して安くはありませんでした。料金は高いものの、私は本気でシャドーイングに取り組みたい人には、利用する価値があるサービスだと感じました。
「シャドテンって本当に効果があるの?」と思っている方の参考になれば幸いです。
この記事は、次のような人に向けて書いています。
- シャドテンの利用を検討している人
- 料金が高くて申し込むか迷っている人
- 独学でシャドーイングをしているけれど、正しくできているか分からない人
- リスニングがなかなか伸びずに悩んでいる人
長期間契約するのが難しい場合は、3か月や6か月と期間を決め、その間に集中的に取り組む方法もよいと思います。
\ 約100日使った私が本音でレビュー /
英語のリスニング力向上なら【シャドテン】シャドテンを始めた理由
英検準1級のリスニングが聞き取れなかった
私がシャドテンを始めたのは、英検準1級を目指して勉強していた時期です。
英検2級には合格していましたが、リスニングの得点は6割程度でした。準1級の問題になると、一番簡単な会話問題さえ十分に聞き取れない状態でした。
音声が速すぎて、頭がその速さに追いつけない。
単語が聞こえても、意味を理解するまでに時間がかかる。
リスニング問題を解いても、なかなか得点が伸びない…
そこで、私に必要だと思ったのがシャドーイングです。
独学では何を直せばよいか分からなかった
シャドテンを始める前にも、英検のリスニング教材を使って、自分なりにシャドーイングをしていました。
しかし、自分の音声を録音して聞き直すことはなく、正しくできているかを確認してもらうこともありませんでした。
ただ音声についていこうとするだけで、次のような点が分かっていなかったのです。
- どの音がつながっているのか
- どの音が弱くなるのか
- どの音が脱落しているのか
- 自分の発音のどこが違うのか

何を直せばいいのか、自分では分かりませんでした。
そんなとき、シャドテンを知りました。
人が毎日音声を添削してくれることや、困ったときに相談できるサポート体制に安心感を持ち、無料体験を申し込みました。
無料体験後に有料会員になった理由
申し込む前から、月額約2万円は高いと感じていましたが、無料体験で「これは使えそうだ」と感じ、そのまま有料会員になりました。
リスニング力を伸ばしたいという気持ちに加えて、シャドーイングの進め方や、どのような点に気をつけて練習すればよいのかを学べそうだと思ったからです。
そして料金が高い分、契約するのなら毎日取り組むことに決め、朝の英語学習のルーティンに組み込みました。
約100日間の取り組み方
毎朝約20分、約100日間取り組んだ
私は毎朝、約20分シャドテンに取り組みました。
学習は、おおむね次のような流れです。


同じ教材を3〜4日ほど使い、添削者から「次の教材へ進んでOK」と言われたら、新しい教材へ進みました。
教材には、日常会話、ニュース、ビジネス英語、英検、TOEICなど、さまざまな内容がありました。
毎日提出することを負担に感じる日もありましたが、カレンダーに空白を作りたくないという一心で取り組みました。
準1級から2級レベルへ下げた
私は最初、英検準1級レベルの教材を選びました。
しかし、音声の速さに口がついていかず、なかなかうまくシャドーイングができなかったので、LINEのサポートに相談しました。
すると、「教材のレベルを少し下げてみませんか」と提案してもらい、英検準1級レベルから2級レベルへ教材を下げることになりました。以前よりも口がついていきやすくなり、聞きながら内容を理解できることも増え、自分に合ったレベルで取り組む大切さを実感しました。



準1級にこだわらず、2級の教材に変えたらシャドーイングもしやすくなりました。
添削を受けて翌日に再提出した
添削では、音の連結・脱落・弱化などを文章で教えてもらえました。
それまで聞き取れなかった英語の音声変化が、目で見て分かるようになっていたことが、とても面白かったです。
また、改善点だけでなく、「とても滑らかにシャドーイングできています」「前回指摘したところが直っています」といった、よかった点も伝えてもらえました。
自分の変化を認めてもらえるのはうれしく、翌日の練習を続ける力になりました。
朝に音声を提出すると、その日の夜には添削が届きます。指摘されたところを練習し、翌日にもう一度録音して提出します。同じところを何度も指摘されることもありましたが、繰り返すうちに少しずつできるようになっていきました。
約100日間で感じた変化


音声変化を意識できるようになった
毎日添削を受けるうちに、音読や会話をするときの意識が変わっていきました。
シャドテンに取り組んでからは、英語のリズムや音のつながり、弱化や脱落などを意識しながら音読するようになりました。
自分の英語が、少しずつ片言ではなくなっていくような感覚もありました。
自分で英語の音声変化を再現しようとすることで、リスニングでは以前より音を捉えやすくなったと感じます。
英検の問題を解いたときにも、少し聞き取りやすくなったと感じました。



音のつながりや変化を意識して聞くようになりました。
すべて聞き取れるようになったわけではない
シャドテンを約100日続けたからといって、英語がすべて聞き取れるようになったわけではありません。
目で見て覚えていた単語と、実際に聞こえる音が大きく異なると、意味の理解が追いつかないこともあります。
シャドテンを通して音声変化への意識や発音は変わりましたが、語彙力や英文の意味を素早く処理する力については、継続して練習する必要があると感じました。
そして100日ほど続けたころ、一通りシャドーイングのやり方や注意する点を学んだことと、英検のリスニング実践問題に使う時間を増やしたいという理由で、シャドテンをやめることにしました。もし優先順位とお金にもっと余裕があったら、今でも再開したい気持ちはあります。
使って分かった 良かった点と気になった点
使ってよかった点
- 人による添削を毎日受けられる
- 音の連結・脱落・弱化を具体的に学べる
- 改善点だけでなく、よくなった部分も伝えてもらえる
- 教材が豊富で、数日ごとに新しい文章へ進める
- アプリが使いやすい
- LINEで学習方法を相談できる
- 毎日提出する仕組みが、学習の習慣化につながる
独学との一番大きな違いは、自分では気づけない発音や音声変化を指摘してもらえることでした。
自分の音声を提出することには、最初は緊張や恥ずかしさもありました。しかし、続けているうちに自分の録音を聞くことにも慣れていきました。
気になったのは料金とカタカナ表記
一番大きな負担は、やはり料金です。
私が利用したときは月額約2万円で、長期間払い続けるのは簡単ではありませんでした。
料金がもう少し安ければ、さらに続けやすかったと思います。今も再開したいと思うことはありますが、料金を考えると簡単には決められません。
また、添削の中で英語の音をカタカナで説明している部分は、少し分かりにくいことがありました。
英語の音を日本語のカタカナで完全に表すのは難しいため、仕方のない部分もあると思います。「このカタカナは、実際にはどのような音なのだろう」と迷うことがありました。
シャドテンが向いている人・向いていない人
シャドテンが向いている人
- リスニングがなかなか伸びない人
- シャドーイングのやり方が分からない人
- 自分の発音を添削してもらいたい人
- 音の連結・脱落・弱化を身につけたい人
- 毎日15〜20分ほどの時間を確保できる人
- 期間を決めて集中的に取り組みたい人
- スピーキングや発音も改善したい人
特に、音読には慣れてきたものの、シャドーイングをどのように進めればよいのか分からない人に合うと思います。
シャドテンをおすすめしにくい人
- 毎日の練習時間を確保するのが難しい人
- まだ英文の音読に慣れていない人
- 英文を声に出して滑らかに読むことが難しい人
- 料金を負担に感じる人
英語初心者にも利用できるサービスですが、シャドーイング自体が難しい練習です。
まずは音読に慣れ、英文をある程度滑らかに読めるようになってから取り組むと、添削を生かしやすいと思います。
無料体験で確認したいこと
無料体験では、短期間で大きな効果が出るかどうかだけを見るのではなく、次の点を確認するのがおすすめです。
- 毎日15〜20分ほど続けられそうか
- 添削内容が自分にとって分かりやすいか
- アプリを使いやすいと感じるか
- 料金を払って続けたいと思えるか
- 音声を録音して提出することに慣れられそうか
- 自分に合った教材のレベルを選べそうか
ただし、短い無料体験だけで、発音やリスニングへの効果をすべて判断するのは難しいですが、無料体験の段階で、サービスや学習方法が自分に合いそうかは、ある程度判断できると思います。



無料体験では、まず「毎日続けられそうか」を確かめてみるのがおすすめです。
まとめ|総合評価は5点満点中4点


私の総合評価は、5点満点中4点です。
1点を減らした一番の理由は、料金です。
人による添削、豊富な教材、使いやすいアプリには、お金を払う価値があったと思っています。
私自身、約100日間取り組んだことで、音の連結・脱落・弱化を意識して英語を聞き、自分で再現しようとする習慣が身につきました。
利用を終えた今も、その意識は音読や英語を話すときに残っています。
もし再開するなら、リスニング力を高め、音声変化を自分のスピーキングにも生かすために、6か月ほど取り組みたいです。
ただ、料金を考えると、3か月や6か月など、自分で期間を決めて集中的に取り組む方法が現実的かなと思います。
シャドーイングのやり方を学び、本気でリスニングや発音を改善したい人にとっては、試してみる価値のあるサービスだと感じます。もし興味のある方は、無料体験だけでものぞいてみてください。





