はじめまして!当サイトを運営しているTomaです。訪問していただきありがとうございます。
このブログは、英語が大の苦手だった私が、何度も挫折しながらも学び直しを続けている記録です。英語を学びなおしをしたいと思っている方の、何かのヒントになれば嬉しいです。
中学時代 ── 英検3級を取って、英語から逃げた
中学時代、英語の点数は他の教科よりも低い成績でした。それでも英検3級には合格したのですが、そのときの私が下した決断は「もう一生英検は受けない」。
英語が嫌すぎて、合格したその瞬間に逃げることを誓いました。

高校時代 ── 一番頑張ったのに、一番できなかった
高校は地元の進学校に進みましたが、中学英語の基礎が固まっていない状態では、授業についていくことがどんどん難しくなりました。
それでも私の性格上、どうにかして英語ができるようになりたいともがきました。「音読が効果的だ」という情報を信じて先生にCDをもらい、毎日1時間以上教科書を音読。予習もきっちりこなし、毎週の単語テスト・文法テストも1週間かけて対策しました。クラスの中で一番英語に時間をかけていた自信がありました。
でも、テストはいつも赤点常習犯。成績は上がるどころか下がっていく一方
先生には「なんでこんなに勉強しているのに成績が伸びないの?」と呆れられました。
この3年間の失敗体験の連続は、「いくらやっても、私は英語ができない人間なんだ」と自分にレッテルを貼りました。英語の文章を見るだけで泣けてくるほどの(自称)重症の英語アレルギーを発症。センター試験の英語は5割も取れませんでした。

大学院入試 ── 毎日10時間やっても、また伸びなかった
私の仕事は大学院にいかなければ資格が取れません。大学院入試には専門英語が必要だったため、約半年間、毎日10時間近く英語の勉強に費やしました。
結果は、ほぼ伸びず。かろうじて院試には合格したものの、英語力の伸びを感じることができませんでした。
「どうせ私は英語ができない。また同じだった」——そう確信して、また諦めの境地に入りました。あの頃の英語への感情は、劣等感というより、もはや諦めの感情でした。

社会人になり、数年してから ── 英検準2級に挑戦して、不合格
大学院で自分の英語力の上がらなさに呆れを感じても、昔から抱いていた「英語が使える人への憧れ」は消えませんでした。
社会人になり、「やっぱり英語ができる人になりたい」「もう一度勉強してみようかな…」という気持ちが頭をちらつくようになります。
そんなとき、ひょんなことから、英語を勉強している仲間たちができました。英語に関する自分の劣等感を抱えながら、仲間に背中を押されて、英検準2級に挑戦してみることにしました。しかし、何を、どのように、どのくらい勉強すればいいのかも分からないまま、「勉強したつもり」で受験。
結果は、不合格。
「やっぱり私は大人になっても英語の試験はダメなんだ」——再確認するような形になってしまい、しばらく心を失いました。今思えば、このとき不合格の記憶ごとなかったことにして、頭の中から抹消してしまったほどです(情けないですが、それくらいショックでした)。

もう一度だけ、正しくやり直す
それから1年半ほど経った春。私は自分が憧れていることを思い起こすきっかけがありました。そこで出てきた憧れは、翻訳をすること。なぜか、とてつもなく苦手な英語と本に携わる活動がしたいと、ずっと思っていたことを思い出しました。私は自分の基礎の圧倒的な不足を感じて、もう一度英検に戻ることを決めました。
今度は、ちゃんとやり方から調べました。今まで「頑張った」つもりでいたけれど、それは正しい方向に頑張れていなかっただけかもしれない。そう思い直して、徹底的に勉強法を調べ、音読・シャドウィングを軸に2級対策を実践しました。
準2級の不合格の記憶には蓋をしたまま、2級を目標に据えて走り始めました。

2024年7月 ── なぜか、2級に合格した
試験後は「絶対に落ちた」と思っていました。2級の内容ですら解けていないと、悔しさでいっぱいだったことをよく覚えています。
でも結果は、合格。英検バンド+4。
「なぜか受かってしまった」という感覚のほうが正直なくらいでした。
「そうか、今まではやり方が悪かったのかもしれない」
驚きと、今までかけた時間と悔しさを感じながら、もう一度、英語ができるようになる挑戦をしようと決心しました。

── 英検準1級への挑戦が始まる
2級合格の勢いのまま、同じ年の10月に準1級へ挑戦しましたが、過去問を見て痛感しました。準1級は、2級とはまったく別の世界でした。

【1回目:10月 CSEスコア 1680 / 合格まで-5】
要約問題の文章が、そもそも理解できませんでした。長文もリスニングも、「なんとなくこういう話かな…?」という感覚すらなく、ほぼ手探りで解き終えた試験でした。結果は英検バンド-5。
まず自分の今いる位置を知ることができた一戦でした。
【2回目:1月 CSEスコア 1718 / 合格まで-3】
1回目と比べると、確かな手応えがありました。要約の文章がほぼ理解できるようになり、長文3つとも「こういう話か」と内容が掴めるように。リスニングも、聞き取れる感覚が増して少し感動したほどでした。
それでも自己採点は、手が震えました。結果を見て愕然としたのは、点数の低さではなく、リーディングとリスニングのスコアが10月とほとんど変わっていなかったこと。「500時間の勉強はどこにいったのだろう」と、頭が真っ白になりました。
「私は英語をいくら勉強しても結果が出ない」——学生時代に貼ったレッテルが、また心の中で叫び始めた日でした。しかしひとしきり泣いたあと、「ネガティブモードはここまで」と自分に言い聞かせて、次の挑戦を心に決めました。
【3回目:6月 CSEスコア 1760 / 合格まで-2】
3回目は、語彙問題で8割超えを達成。リーディングとリスニングのスコアも少しずつ上昇しました。ライティングはキープ。合格ラインまであと30点というところまで来ています。
試験後に初めて「このまま勉強し続ければ、いつか書けるようになる」という根拠のない、でも確かな自信を感じました。あの感覚は、今でも前に進む原動力になっています。
【4回目:11月 S-CBT CSEスコア 1661 / 合格まで-6】
結果は不合格。しかも、過去最悪のスコアでした。
2024年7月の2級合格から1年半、毎日3時間以上、単純計算で1600時間以上勉強してきた上での、過去最悪の結果。さすがにこれはヘコみました。
でも同時に、目が覚めました。
「高校のときと同じことが起こっているんだ。私はまだ、英検準1級の内容を勉強できるレベルではないのかもしれない」
音読も、シャドウィングも、ディクテーションも、どれだけやってもリスニングのスコアが上がらない。長文も、集中して取り組んでいるときは読めても、少し離れるとたちまち読めなくなる。ずっと「量が足りないせいだ」と思い続けてきましたが、そもそもレベルが合っていなかった——それにやっと気づけた瞬間でした。
勇気を出して、英検準1級からしばらく離れることにしました。手放すべきは、「私は準1級のレベルだ」という過信と焦りと、合格への執着でした。

現在 ── 「使える英語」へ、方針を転換
4回目の結果を受けて、英検準1級の受験をいったん休止し、基礎に戻ることにしました。
テーマは「使える英語を増やす」
そしてこの決断と同時に、2つの大きな目標が動き出しました。ひとつは2026年秋のカナダ国際学会への参加・発表。もうひとつは専門書の翻訳出版。どちらも「まだまだ先の夢」だと思っていたものが、思っていたよりずっと早く動き出しました。
英検対策のための英語ではなく、実際に話せて、伝わる英語を身につけること。そのために今は、レベルを思い切って下げてでも、基礎を徹底的に染み込ませることを選びました。
現在の学習メニューはこんな感じです。

1600時間以上積み上げてきても点数が伸びなかった経験は、悔しいし悲しいけれど、「何かが根本的にズレていた」と気づかせてくれた大事な経験でもありました。今は焦りよりも、基礎からやり直す清々しさのほうが大きい気がしています。
これからのこと
私の最終的な目標は、英検準1級の合格だけではありません。
いつか、国際学会に参加して、英語でディスカッションをすること。 そして、専門書の翻訳・出版にも挑戦したい。2023年にカナダを一人で訪れたとき、心に決めた夢です。
その第一歩として、2026年の秋にカナダの国際学会への参加が決まりました。まだ英語でディスカッションできる自分には程遠いけれど、「そっちに向かって走る」と決めています。

最後に
いくら挫折して、いくら心が折れても、きっとそのうち光が見えるはず——そう信じて精進しています。私はとくに賢いわけでも、英語のセンスがあるわけでもありません。英語の勉強をするだけで、今でも過去の記憶から劣等感が湧いてくることがあります。
それでも、英語を使える自分になりたいと思っているから、諦めたくない。
同じように感じている方の、何かのヒントになれば嬉しいです。

